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映画に、真摯に

先ばっかり見てると、前に進めなくなる

と、いうのがまさに最近の自分。

GW中にクリストファー・ノーランやらジム・ジャームッシュやらスピルバーグやら好きな監督の作品を見まくったのはいいけれど、その分レジェンド監督たちのあまりのクオリティーに畏れ慄いてしまった。

オレニハ、アンナノトレナイ!

怖くなった。動けなくなった。
でもよくよく考えてればそれって当たり前だ。

映画の巨匠が何年かけて、いくつ失敗して、今のレベルの映画を作ったと思ってるのか。見えない先ばっかり見たって何も見えない。むしろ見えるのは霧に迷ってる自分の姿だけ。

目の前に見えるものを撮れば

Tom Brosseau(トム・ブローソー)のライブ映像を見ていてハッとした。

僕は、先を見るんじゃなくて、
今の自分と、今の自分が作れる映画に真摯になればいいんじゃないか。

Tom Brosseauはシンプルなギターと自分の歌声だけ。
ぱっと見売れないミュージシャンのライブに見えるその姿勢には、一つの迷いもないように感じた。

そんな姿勢に、ギターの神様が、音楽の神様が微笑み返してるような気がした。
真摯に打ち込み続けてきたからこそ、到達できる境地だと思った。

流行りの音楽に目もくれず、ただひたすら、自分が素敵だと思えるものに自分の時間を費やしていく。Tom Brosseauはそれをやっていた。そして僕もそうなりたいと思った。

イマトリタイモノヲトル

それは誰のためでもなくて、映画と真摯に向き合うため。